2009年6月22日月曜日

スライサーのボール位置

ゴルフスイングがアウトサイドイン軌道の方の場合、その人の持ち球はスライスボールになりますが、色々なケースを見てきた中で、スライサーに共通する特徴が1つあります。それはボールをセットする位置です。では、それはどんなボールポジションなのでしょうか。
スライサーのボールポジションとは?
ズバリこの写真の通りです。スイング軌道は問題なかったにせよ、ボールをセットする位置が右利きの方の場合で左足寄り過ぎるのです。しかし、実はこれにも理由があります。左足寄りに置けば、スイング中にフェースを閉じるまでの時間に余裕が出来るので、無意識のうちに移動してしまうのでしょう。しかし、これではいつまで経ってもスライサーです。

では、正しいボールポジションとはどこなのでしょうか。これは色々な説がありますから、私は敢えて「ここ!」という言い方は控えますが、私の持論として気持ちよく素振りをしてスイングの最下点を見つけることは、1つの目安ではないかと考えています。アイアンならそのちょい手前にセットすれば、気持ちよく振り抜けるのではないでしょうか。

それから、スイング中トップからハーフウェイダウンまでは右肘を真下に下ろすイメージを持つことが大切です。最初は意識的にトップとハーフウェイダウンまでを何度か繰り返し、それから打ってみるといいでしょう。アウトサイドインのスイングの方は、これが出来ずに肩の開きが早くなり、カット軌道になってしまいます。右肘を右脇腹にぶつけるイメージです。